Aru Sustainable Study Tour
Theme
「自然と文化」
Day
2024年11月20日(水)− 11月21日(木)
About Study Tour
ロフトワークがこれまでの事業形態をさらにパワーアップさせながら、新たな都市コモンズの構築にトライする urban commons project『Aru Society』。都市とは、多様な人々、多様な社会の要素が複合的、重奏的に合わさり、構築されたインターフェースだと捉えると、都市の内側、足もとにこそ、社会の重要な変革の起点を見出すことが出来ると私たちは考えています。都市というフィールドにおいて、あらゆる領域を越境し合いながら変革の起点を見出しながら、何が社会の豊かさになるのかを考え、再定義することを重視しています。
プロジェクトのアウトプットとして、100年先に向けた価値創造物語を編み出しながら、同時に、日本独自のサステナビリティにおけるインパクトの価値や指標のコモンセンスについて多様なステークホルダーのみなさまと共に考え、ジャパンスタンダード・モデルをデザインし、新たな豊かさの価値として再定義し、社会に提言することを目指しています。指標とは、本来、他者の善悪を評価するために存在するのではなく、何が社会にとっての豊かさを示すのか、何を大切したいのか、どのように在りたいのかを自らが考え、提示することで、共感する人々を世界中から集めるために在るものだと、本プロジェクトでは考えています。
「Aru Society=共に在る、社会」を目指して、2024年10月に正式に『Aru Society』を発足いたします。プロジェクトの発足を記念し、「Aru Society=共に在る社会」について、共に学び合い、語り合う、特別な方々が集うツアー『Aru Sustainable Study Tour vol.1 KYOTO』を企画、ご案内する運びとなりました。
Aru Sustainable Study Tour では、以下の2つのことを大事にし、学び合いながら、共に考える時間を共有し合う場にしたいと考えています。
持続:100 Years of Strategic Design=Japan Standard Model
次の百年を見据えた経営計画を立て、ジャパンスタンダードモデルを創出する。
価値:100 Years of Commons Value Story
次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える。
vol.1 KYOTO
ツアーの1回目の場所として選んだのは、京都。どのような時代においても、唯一無二の価値を創出しながら、時代を見据えた変革を遂げながら、独自の「持続」のスピリットとスタイルを築き上げてきた京都は、世界中からその価値を体験したいと多くの人々が訪れる世界を代表する都市ですが、今、その価値の本質にある「文化価値の持続性」が非常に困難な状況に追い込まれ、危機的な状況を迎えています。その要因の一つには、京都の文化の土台となり、また、1200年の長きに渡り、営みを支えてきた、都市を囲む里山や森といった自然が急激に荒廃しているという実態があります。
五山の送り火、祇園祭など、京都を代表するお祭りという地域の文化であり、人々の営みは、自然や風景と共に在り続けるという本質的なスピリットから生まれて来ているものです。お祭りのための材は、木材、藁、竹など、本来、何十年、百年先を見据えて計画をし、森の保全をしながら、自然と人が共に在り続けて来たからこそ、一年に一度、大事な営み、文化として続いて来ましたが、森の荒廃によって、年々、材を揃えることすら難しい状況に追い込まれています。背景には、人と共にあったはずの多くの森や田畑が放棄されていることがありますが、京都を始め、日本の国土の7割を占める森林地帯でも同様の問題が起きています。
そのような状況にあっても、悲観するのではなく、「自然、風景、文化こそが価値であり、百年続けることに意義がある」という強い信念を持って、ではどうすれば良いのか?ということに前向きに捉え、挑戦し、実践し続けている企業や人々がいます。
今回、そのような実践者の方々と共に、まずは、現状どのようなことが起きているのか、またその解決策を具体的にどのように導き出しながら、どのようなことに挑戦されているのかを実際の現地に赴き、学び、そして、自然と風景と人が共に在ることの価値を体感し、共有し合う時間を設けたいと思います。さらに、次の百年を見据えた「豊かさの再定義」について共に学び、解決を超えた新たな価値に転換していくことについて共に考え、自由闊達に議論し合う、ラーニングの時間も設けています。百年先も、より良い未来を創るために。是非ともご参加いただけますと幸いです。
Program
day1: 2024年11月20日(水)
10:00 JR山崎駅集合(JR京都駅から東海道線にて15分)
10:00 ツアー開始
持続:100 Years of Strategic Design=Japan Standard Model
次の百年を見据えた経営計画を立て、ジャパンスタンダードモデルを創出する。
13:00−14:30 北嵯峨野内竹林保全地区(京都市)でのティーセレモニー
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える①
learning 1:「自然、風景という豊かさを共有し合う」北嵯峨の田園風景の継承と創造について。
「竹林でのティーセレモニー」
案内人:増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)、奥村 文絵様(冬夏株式会社 代表取締役)
14:30−15:00 北嵯峨野田園風景を歩く
15:00−16:30 北嵯峨野内竹林保全地区(京都市)でのラ
ウンドテーブルディスカッション、焚き火とジャパニーズウィスキー
round table discussion1:「文化とBe-ing。文化と社会的価値について考える。」
景観・風土・文化・歴史という資産をどのように新たな価値に転換するか?
占部まり様(宇沢国際学館 代表取締役/医師)
近藤 尚己様(京都大学医学研究科 社会健康医学系専攻国際保健学講座社会疫学 教授)
若杉浩一様(武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所所長・造形構想学部クリエイティブイノベーション学科教授)
増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)
奥村 文絵様(冬夏株式会社 代表取締役)
16:30 day1 解散
day2: 2024年11月21日(木)
8:00 JR嵯峨嵐山駅集合
8:30 小倉山山頂景観保全地区の森を知る
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える②
learning 2:「今、森で起きていること。小倉山の再生プロセスについて。」
案内人:増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)
9:30
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える③
learning 3:「どう在るか?森から、原点に還る」
ゲスト:長谷川英文さん(京都五山送り火連合会会長・NPO法人大文字保存会会長)
12:00−13:30 昼食、歓談(15:00 ツアーvol.1 終了予定)
【全体企画・運営事務局】株式会社ロフトワーク
(株)ロフトワークについて
中堅規模以上の大手日本企業、経産省などの省庁、地方自治体、教育機関等クライアントパートナーから、主にイノベーション領域に関わる新規事業の仕組みのデザイン構築をアウトソーシングとして事業を受託し請負う「クリエイティブ事業」が、全体の売上構成の内、約8割を占めている。イノベーション領域における価値創造モデル開発、大規模型のウェブサイト構築によるデジタルコミュニケーション設計、新規領域における人財育成プログラムの開発、社内アワード等による企業内起業仕組み開発、ブランディング等、活動の範囲は多岐に渡るが、それらの活動の軸には、プロジェクトマネジメント(PMBOK)の知識体系を導入することで、誰もが複雑で多様なプロジェクトをデザイン、マネジメントしながら進行することのできる仕組みが構築されている。さらに、クリエイターとメーカーを繋ぐイノベーションプラットフォームを軸とし、事業開発支援を行う「MTRL事業」、空間・体験・コミュニティを企画運営する「レイアウト事業」、デジタルファブリケーションを軸とした「ファブカフェ事業」へと派生している。ファブカフェは、国内は渋谷、京都、飛騨、名古屋、富士吉田の5ヶ所、海外は台湾、メキシコなど9カ国に渡り現在展開を広げるなど、主軸事業から、さらに多様な事業が国境を超えて展開されている。
Aru Sustainable Study Tour
Theme
「自然と文化」
Day
2024年11月20日(水)− 11月21日(木)
About Study Tour
ロフトワークがこれまでの事業形態をさらにパワーアップさせながら、新たな都市コモンズの構築にトライする urban commons project『Aru Society』。都市とは、多様な人々、多様な社会の要素が複合的、重奏的に合わさり、構築されたインターフェースだと捉えると、都市の内側、足もとにこそ、社会の重要な変革の起点を見出すことが出来ると私たちは考えています。都市というフィールドにおいて、あらゆる領域を越境し合いながら変革の起点を見出しながら、何が社会の豊かさになるのかを考え、再定義することを重視しています。
プロジェクトのアウトプットとして、100年先に向けた価値創造物語を編み出しながら、同時に、日本独自のサステナビリティにおけるインパクトの価値や指標のコモンセンスについて多様なステークホルダーのみなさまと共に考え、ジャパンスタンダード・モデルをデザインし、新たな豊かさの価値として再定義し、社会に提言することを目指しています。指標とは、本来、他者の善悪を評価するために存在するのではなく、何が社会にとっての豊かさを示すのか、何を大切したいのか、どのように在りたいのかを自らが考え、提示することで、共感する人々を世界中から集めるために在るものだと、本プロジェクトでは考えています。
「Aru Society=共に在る、社会」を目指して、2024年10月に正式に『Aru Society』を発足いたします。プロジェクトの発足を記念し、「Aru Society=共に在る社会」について、共に学び合い、語り合う、特別な方々が集うツアー『Aru Sustainable Study Tour vol.1 KYOTO』を企画、ご案内する運びとなりました。
Aru Sustainable Study Tour では、以下の2つのことを大事にし、学び合いながら、共に考える時間を共有し合う場にしたいと考えています。
持続:100 Years of Strategic Design=Japan Standard Model
次の百年を見据えた経営計画を立て、ジャパンスタンダードモデルを創出する。
価値:100 Years of Commons Value Story
次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える。
vol.1 KYOTO
ツアーの1回目の場所として選んだのは、京都。どのような時代においても、唯一無二の価値を創出しながら、時代を見据えた変革を遂げながら、独自の「持続」のスピリットとスタイルを築き上げてきた京都は、世界中からその価値を体験したいと多くの人々が訪れる世界を代表する都市ですが、今、その価値の本質にある「文化価値の持続性」が非常に困難な状況に追い込まれ、危機的な状況を迎えています。その要因の一つには、京都の文化の土台となり、また、1200年の長きに渡り、営みを支えてきた、都市を囲む里山や森といった自然が急激に荒廃しているという実態があります。
五山の送り火、祇園祭など、京都を代表するお祭りという地域の文化であり、人々の営みは、自然や風景と共に在り続けるという本質的なスピリットから生まれて来ているものです。お祭りのための材は、木材、藁、竹など、本来、何十年、百年先を見据えて計画をし、森の保全をしながら、自然と人が共に在り続けて来たからこそ、一年に一度、大事な営み、文化として続いて来ましたが、森の荒廃によって、年々、材を揃えることすら難しい状況に追い込まれています。背景には、人と共にあったはずの多くの森や田畑が放棄されていることがありますが、京都を始め、日本の国土の7割を占める森林地帯でも同様の問題が起きています。
そのような状況にあっても、悲観するのではなく、「自然、風景、文化こそが価値であり、百年続けることに意義がある」という強い信念を持って、ではどうすれば良いのか?ということに前向きに捉え、挑戦し、実践し続けている企業や人々がいます。
今回、そのような実践者の方々と共に、まずは、現状どのようなことが起きているのか、またその解決策を具体的にどのように導き出しながら、どのようなことに挑戦されているのかを実際の現地に赴き、学び、そして、自然と風景と人が共に在ることの価値を体感し、共有し合う時間を設けたいと思います。さらに、次の百年を見据えた「豊かさの再定義」について共に学び、解決を超えた新たな価値に転換していくことについて共に考え、自由闊達に議論し合う、ラーニングの時間も設けています。百年先も、より良い未来を創るために。是非ともご参加いただけますと幸いです。
Program
day1: 2024年11月20日(水)
10:00 JR山崎駅集合(JR京都駅から東海道線にて15分)
10:00 ツアー開始
持続:100 Years of Strategic Design=Japan Standard Model
次の百年を見据えた経営計画を立て、ジャパンスタンダードモデルを創出する。
13:00−14:30 北嵯峨野内竹林保全地区(京都市)でのティーセレモニー
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える①
learning 1:「自然、風景という豊かさを共有し合う」北嵯峨の田園風景の継承と創造について。
「竹林でのティーセレモニー」
案内人:増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)、奥村 文絵様(冬夏株式会社 代表取締役)
14:30−15:00 北嵯峨野田園風景を歩く
15:00−16:30 北嵯峨野内竹林保全地区(京都市)でのラ
ウンドテーブルディスカッション、焚き火とジャパニーズウィスキー
round table discussion1:「文化とBe-ing。文化と社会的価値について考える。」
景観・風土・文化・歴史という資産をどのように新たな価値に転換するか?
占部まり様(宇沢国際学館 代表取締役/医師)
近藤 尚己様(京都大学医学研究科 社会健康医学系専攻国際保健学講座社会疫学 教授)
若杉浩一様(武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所所長・造形構想学部クリエイティブイノベーション学科教授)
増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)
奥村 文絵様(冬夏株式会社 代表取締役)
16:30 day1 解散
day2: 2024年11月21日(木)
8:00 JR嵯峨嵐山駅集合
8:30 小倉山山頂景観保全地区の森を知る
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える②
learning 2:「今、森で起きていること。小倉山の再生プロセスについて。」
案内人:増永 滋生様(株式会社アドプランツコーポレーション 代表取締役)
9:30
価値:100 Years of Commons Value Story 次の百年の社会を見据えた、新たな価値と物語を考える③
learning 3:「どう在るか?森から、原点に還る」
ゲスト:長谷川英文さん(京都五山送り火連合会会長・NPO法人大文字保存会会長)
12:00−13:30 昼食、歓談(15:00 ツアーvol.1 終了予定)
【全体企画・運営事務局】株式会社ロフトワーク
(株)ロフトワークについて
中堅規模以上の大手日本企業、経産省などの省庁、地方自治体、教育機関等クライアントパートナーから、主にイノベーション領域に関わる新規事業の仕組みのデザイン構築をアウトソーシングとして事業を受託し請負う「クリエイティブ事業」が、全体の売上構成の内、約8割を占めている。イノベーション領域における価値創造モデル開発、大規模型のウェブサイト構築によるデジタルコミュニケーション設計、新規領域における人財育成プログラムの開発、社内アワード等による企業内起業仕組み開発、ブランディング等、活動の範囲は多岐に渡るが、それらの活動の軸には、プロジェクトマネジメント(PMBOK)の知識体系を導入することで、誰もが複雑で多様なプロジェクトをデザイン、マネジメントしながら進行することのできる仕組みが構築されている。さらに、クリエイターとメーカーを繋ぐイノベーションプラットフォームを軸とし、事業開発支援を行う「MTRL事業」、空間・体験・コミュニティを企画運営する「レイアウト事業」、デジタルファブリケーションを軸とした「ファブカフェ事業」へと派生している。ファブカフェは、国内は渋谷、京都、飛騨、名古屋、富士吉田の5ヶ所、海外は台湾、メキシコなど9カ国に渡り現在展開を広げるなど、主軸事業から、さらに多様な事業が国境を超えて展開されている。
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© Loftwork Inc. All rights reserved
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